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騙されるな!偽サイトを見破るチェックポイント

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騙されるな!偽サイトを見破るチェックポイント

騙されるな!偽サイトを見破るチェックポイント

昨今、本物のサイトと見間違うような精巧な作りの偽サイトによる詐欺被害が横行しています。
被害にあわない為には、本物のサイトなのか、偽サイトなのかを見分ける力を身についてておく必要があります。
そこで、本コラムでは偽サイトによる詐欺被害にあわない為の偽サイトを見破るチェックポイントをお教えします。

偽サイトとは?

偽サイトとは、実在する企業や団体のウェブサイトを模倣した詐欺サイトのことです。フィッシング詐欺の一種であり、クレジットカード情報や個人情報を盗み出す悪質な行為が行われます。
フィッシング詐欺と偽サイト
フィッシング詐欺は、メールやウェブサイト、SNSなどを通じて、個人情報を騙し取る手口のことを言います。偽サイトはその一形態であり、実在する企業のウェブサイトと酷似したデザインや表記を用いて、利用者を騙し、個人情報や金銭を奪います。
一例としては、偽サイトを通じて偽の通販サイトに誘導され、商品を購入すると、商品が届かない場合があります。また、偽サイト上で入力したクレジットカード情報が不正に利用される可能性もあります。
偽サイトによる被害事例
偽サイトによる被害事例は多岐にわたります。例えば、検索エンジンで見つけた通販サイトで商品を注文したが、商品が届かなかったというケースがあります。他にも、クレジットカード情報が不正に利用されたり、銀行口座に振り込んだが商品が届かなかったりといった被害が報告されています。
SNS広告からアクセスした通販サイトが偽サイトだったケースもあります。これらの被害は、利用者がフィッシング詐欺や偽サイトの存在に気付かずに個人情報やお金を提供してしまうことが原因です。

偽サイトの見分け方

インターネット上には、見た目や表現が本物そっくりな偽サイトが存在します。ここでは、偽サイトと本物のサイトを見分ける方法を紹介します。
①URLをチェックする
まず、偽サイトかどうかを判断するために、URLを注意深く確認しましょう。偽サイトは、本物のサイトと似せたURLを使用することがありますが、微妙な違いがあることが多いです。特に、スペルの違いや追加の文字列、ドメイン名の異なりに注意しましょう。
また、ショートカットURL(短縮URL)を使用している場合も、偽サイトに誘導される可能性があるため、注意が必要です。常に正規のURLを直接入力するか、信頼できるソースからアクセスするようにしましょう。
②表記や日本語の字体、文章表現を確認する
偽サイトは、一見すると本物そっくりに作られていることがありますが、細かい表記や日本語の字体、文章表現などに違和感を感じる場合があります。特に、誤字脱字や文章の不自然さに注意しましょう。本物のサイトと比較して違いがある場合は、詐欺サイトの可能性が高いと考えられます。
③「鍵マーク」や「https://~」の有無を確認する
ウェブサイトの安全性は、通信の際に使用される暗号化技術によって保護されます。本物のサイトは、「鍵マーク」や「https://~」といったセキュリティの証となる要素を含んでいます。偽サイトはこれらの要素を持っていない場合が多いため、閲覧時に必ず確認しましょう。セキュリティが確保されていないサイトでは、個人情報が漏洩する可能性があるため、情報入力を避けるようにしましょう。
④大幅な値下げ商品の存在を調べる
偽サイトでは、人気商品を大幅に値下げしている場合があります。特に、通常よりも驚くほど安い価格設定の商品には注意が必要です。本物の販売元は一定の利益を確保する必要があるため、現実的な価格で販売されます。値下げがあり得ないほどの安い商品は、偽サイトの可能性が高いと言えます。
⑤連絡先や会社情報の記載の有無を確認する
本物のサイトには、適切な連絡先や会社情報が掲載されています。偽サイトでは、連絡先が不明確であったり、会社情報が不足している場合があります。信頼できるサイトであれば、問い合わせ先の電話番号やメールアドレス、会社名・所在地などが明記されているはずです。偽サイトではこれらの情報が曖昧な場合が多いため、注意が必要です。
以上のポイントを踏まえて、ウェブサイトを見極めることが重要です。詐欺サイトや偽サイトに遭遇した場合は、慌てずに対処し、支払い情報を入力した場合はすぐに決済機関に連絡することをおすすめします。

被害にあった時の対策

偽サイトに遭遇してしまった場合、被害を最小限にするために以下の対策を取る必要があります。
①クレジットカード会社や銀行に連絡する
まず、クレジットカード会社や銀行に直ちに連絡しましょう。偽サイトで入力したクレジットカード情報が不正に使用されている可能性があるため、即座にカードの利用停止を申請します。また、カードの不正利用による被害についても報告し、迅速な対応を依頼しましょう。その際には、被害内容や偽サイトのURL、取引履歴などを詳しく伝えることが重要です。
②警察に報告する
被害にあった場合は、警察にも報告しましょう。治安の維持と被害の抑止のため、偽サイトが摘発される可能性があります。報告する際には、被害内容や偽サイトのURL、通報した日時などを詳しく伝え、証拠となるものがあれば提示すると良いでしょう。警察が把握することで、同様の被害が他の人にも発生することを防ぐことができます。

まとめ

偽サイトは、日々進化し続けている詐欺手法の一つであり、消費者が被害に遭う可能性があります。
偽サイトを見破るためには、以下のポイントに注意する必要があります。

  • URLをチェックする:怪しいURLや短縮URL、スペルミスのあるURLなどに注意しましょう。
  • 表記や日本語の字体、文章表現を確認する:正確な表記や適切な日本語の使い方、誤字脱字のない文章かをチェックしましょう。
  • 「鍵マーク」や「https://~」の有無を確認する:安全な通信を示す「鍵マーク」や「https://~」が存在するかどうかを確かめましょう。
  • 大幅な値下げ商品の存在を調べる:急激な値引きや格安な商品は注意が必要です。
  • 連絡先や会社情報の記載の有無を確認する:信頼できる会社の情報が記載されているかどうかを確かめましょう。

被害にあった場合は、クレジットカード会社や銀行に連絡し、詐欺の被害を報告しましょう。また、警察にも報告することが重要です。
消費者が偽サイトや詐欺サイトに注意を払い、情報を共有することが大切です。安全なオンライン環境を築くために、偽サイトに関する情報を適宜参考にしてください。

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